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【悲報】2ちゃん、disられる

一回休みが入りましたが、連載を続けていきます。

前回のメールに対して、ところどころ意味がわからないながらも「もしかしてこういうことかな?」とできるかぎり先方の意図を推測して、以下の返事を送りました。

-------- 2011/10/25 私->連盟のメール ここから --------
北島先生、R様

伊藤@ボンクラーズです。お世話になっております。

下記のRさんからのメール拝見しましたが、少し誤解され
てるような気がします。

> 「全て無条件で対局したい」との希望について、委員会が今週中に
> 伊藤さんの意を汲んで鋭意努力されることと思います。
「全て無条件で対局したい」と書いたつもりはまったくないの
ですが。むしろ「私としては反対しない」と書いたんですが。
この点誤解なさらないようお願い致します。

ただ、
・棋士さん達が困るのでは?
・ファンとスポンサーの意向を聞くことが必須
の2点を指摘して再確認をお願いしただけです。

> 今までのメールのやりとりは全て水面下の交渉であり、
了解していますし、水面下の話を全部暴露したりはしません。
ですが、決定したルールについては公開します。必要なら
経緯等も含めて。それは当然すべきことだと考えています。

> 今後は委員の人たちに見せられないような文章は書かないと約束を
> して下さい。
これもよくわからないです。棋士さんには耳の痛い部分も
あったかもしれませんが、実際にネット掲示板等に書かれて
いることですよ。別に私が言ってることではないです。

実際のところ、棋士さんたちはどうなんでしょう?
ネットでああ書かれてることを、ほんとに知らない?
知ってて、苦々しく思っている?
苦々しく思っている棋士さんなら、CPU制限を連盟から
依頼したなんて大恥で、絶対反対するだろうと思うのですが。

誤解されてると思いますが、私はコンピュータ将棋開発者で
あると同時に、というかある前に、一将棋ファンなのですよ。
だから、棋士さんたちの顔に泥を塗りたくはないんです。
なので、誤った方向へ進む前に、一言注意を促させていただい
た次第です。この点はご理解お願いします。

> 結論が出ましたら改めてご連絡をさせて頂きますので、もうしばら
> くお待ち下さい。
了解です。お待ちしておりますのでよろしくお願い致します。

-------- 2011/10/25 私->連盟のメール ここまで --------

この後 10/27 にまた連盟からメールが来ました。この中で「将棋会館の電力2800Wの使用を認める」旨が明記されていました。このメールはいろいろ細かい事務連絡やら書かれているので全文は掲載しませんが、今回の話に関連している部分2か所だけ以下に抜粋しておきます。

>ただ一点、委員会を通じて米長永世棋聖から伊藤さんへ要望があ
>ります。
>「社会通念上、途中の激しいやりとりは水面下での交渉ですので、
> 表に出さない方が望ましい」
>との事でした。
>今後も公表すべき部分は速やかにオープンにして、公表すべきで
>はない部分については表には出さないスタンスで、ご理解を頂け
>ましたら幸いです。

>伊藤さんがメールで記述されている「ネット掲示板等に書かれて
>いること」は「2ちゃんねる」や「WEB駒音」掲示板を指して
>いるものと推測します。
>上記の掲示板は事実と異なる記述が多く含まれており、棋士及び
>将棋関係者の多数は信じておりません。ですので将棋ファンの声
>ではなく一部の偏った認識をお持ちの方の意見と捉えています。

抜粋の後半については、これ自体はそうおかしな意見ではないと思います。ただこれが、
「オラ何千ワットでもいいからかかってこいよ。2ちゃん?誰もそんなの相手にしてねーよwww」
とかいうのであれば、それはそれで説得力もあるし、むしろある意味カッコいいのですが、この状況で発せられるとやや残念に聞こえなくもありません。

以上で電力の件は解決し、これが最終ルールとなりました。ですが、電王戦 0.1、まだ終わりではありません。翌 10/28、もう一通メールが連盟から来ました。この内容が、うーん何というか、こちらの想定の斜め上を衝くものでした。どんなメールが来たのか、よかったら考えてみてください。私は一秒たりとも考えもしなかったものですが、もしかするとわかる方ならば「ああ、あれか」とピンとくるのかもしれません。

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電王戦記録」カテゴリの記事

コメント

12月の24上でのプレマッチのことですかね?
勝てる勝負なら2度対局するメリットも無いですし
負けた時の保険をかけたんですかね。。

連載楽しみに読ませていただいております。
予想外のメール、プレマッチ開催のことかな?

いつも楽しくブログ拝見しております。
今までも一件ずつ、コメントさせて頂いております。

さて、伊藤様からの問題(?)考えました。

米長邦夫著「われや敗れたり」 71ページに以下の
ことが書かれています。(抜粋)

・対戦にあたっては「お互いに一番いい条件で指す」という
ことを目標に条件を詰めていくことになりました。

・まずコンピュータ側に難点が持ち上がりました。対戦当日は
、複数のコンピュータをつないでさらに計算速度を速めたい
というのが伊藤さんの希望だったのですが、はたして電源が
足りるのか、ということが問題となりました。

・どうにか電源が足りるようにしてもらうしかないわけですが、
それでは「コンピュータにとってベストの状況を作らせないと
いうことになるのではないか」という抗議を受ける一幕もありました。

・将棋会館が持つ電源は4000ワットであり、・・(途中省略)
最終的には用心のため、4000ワットの七掛け、2800ワット
以内で動くセッティングにしてもらいました。

そのあとに、お昼休みについてどうするかの話がありまして、
ここじゃないかと予想します。

「人間がお昼ご飯を食べている間はコンピュータに電源を落として
もらう」

という提案がメールであったのではないでしょうか。(コンピュータも
お昼休みを取りなさいという)

伊藤さんからしたら「はあ?」みたいな内容かもしれません。
私はコンピュータに詳しくないので、このこと(お昼休みに電源を
落とすことを強制するということ)にどういう意味があるのかわかりませんが・・

全く見当違いかも知れません。

でも米長さんの「われ敗れたり」もぶっちゃけ過ぎと言われた本ですが
伊藤さんのもそれに負けずにぶっちゃけてるので、米長さんも天から
「お前もやるなあ」と苦笑しているかも知れませんね。

回答を楽しみにお待ちしています。

バージョン固定とかですか?

消費電力の件は、伊藤さんが、勝手にスポンサーに連絡するのではないか
警戒心から慌てて取り消したのだと推測します。

>「社会通念上、途中の激しいやりとりは水面下での交渉ですので、
> 表に出さない方が望ましい」

どこが「激しいやりとり」なんだ(笑)。自ら晒してしまっている。
連盟(棋士)が、唐突に、制限を委員会で結論して、それじゃスポンサーにも聞いてくださし
それでOKですと、伊藤さんが返答したらパニックに陥った。
万一、スポンサーが臍を曲げ、対局が中止、収益がパーになるのを恐れただけじゃん。

棋士を尊敬し、対戦を楽しみにしてる、善意の協力者、熱心で純朴?な愛棋家

「私はコンピュータ将棋開発者であると同時に、というかある前に、
一将棋ファンなのですよ。だから、棋士さんたちの顔に泥を塗りたくはないんです。
なので、誤った方向へ進む前に、一言注意を促させていただいた次第です。」

それを信用しよう、尊重しようという気持ちは連盟(棋士)には微塵もない。
初めから、負けたくない、機械に勝ってドヤ、俺TUEEEEしたかっただけ。
で、もって、スポンサーから金ゲット=ラッキーしたかっただけ。
聞けば、伊藤さんは無報酬だとか(絶句)。

おそらく、連盟(棋士)の、伊藤さんへの不信感、警戒心、よそ者への嫌悪感は
交渉当時から、提訴になった今に到るまで終始不変でしょう。ブレないことは認めよう(笑)。

雑誌に、わざわざ中傷記事を載せて、クレームされても無視するのか分かる気もします。
彼らにしてみれば、伊藤さんは、初めから、よそ者であり、その後は、棋士に恥をかかせた
憎むべき敵、棋士にとっては認められない。

共存共栄なんて、最初から大嘘でした。

電王戦は見ません。どうせ、練習発表会で見る価値はない+将棋連盟はゲスすぎ。

伊藤さんと連盟のやり取りを読んでいるうちに
連盟側が、自分たちが立場が上で将棋ソフト作ってる人たちが下のように考えて行動しているのではないでしょうか?
プロ棋士が相手をしてやっているというような感じがしてなりません


そろそろ連載にネタが挟まれるのが、読み辛く感じるようになって参りました。
元々伊藤さんのブログはこういうスタンスが自然で、電王戦の時は文章のタッチを控え目にしてただけ、とも言えますが
ボンクラーズを24に放流していた時みたいな、ハレのイベント時ならばともかく
このように他者への批評や批判となる文章に、ネタ的な文体や文章が差し込まれると
客観的に行おうとしてる自分自身の読解や思考が分断されて、読み辛い事この上ないです。
伊藤さんのサービス精神なのか、どこかに笑いを狙った部分がないと、憂鬱になって書くのも読むのも嫌になるのか
はたまた、重々しい告発、の様な雰囲気は柄じゃないので、はっちゃけて自然体で書きたいのか。
伊藤さんの真意がどの辺りにあるのかを、教えて頂けますか。

もしサービス精神でしたら、このように書かない方が読者のサービスになると思います。
話の内容自体に重要な部分があるならば、表現のタッチはシンプルにした方がより深く伝わるのは
文芸、映像作品等で常に言われる事ですし、伊藤さんの過去の発言が注目されたのも、
短く切り取られた言葉であっも、十分に伝わる力があったからだと思うからです。
伊藤さんの過去に出た文章や動画では、当たり前ですがここまではっちゃけていませんから
ブログのこの文体でのお話は、それこそ居酒屋で話したような裏話として、畏まらずに笑って聞いて欲しいとの意図なのでしょうか。
余りに笑いや揶揄?を目的としてるような表現が目立つと、
コンピュータ対プロのイベントに於いての開発者の記録、という意義からは遠ざかってしまうとは思われませんか?
伊藤さんが週刊誌や将棋世界によって、酷い批判や嘲弄を浴びた事に対する憤りは、変わっていません。
伊藤さんの名誉が回復される事を望んでおります。が、伊藤さんのブログでは、
連盟に付き合って、相手を馬鹿にする様な表現を使って欲しくありません。
過去にあった事と、伊藤さんの思う所を淡々と公開し指摘する、その中に意義ある出来事や意見があるならば
過剰な表現を付け加えなくても、勝手に多くの人に伝わっていくだろうと私は思っています。
長文失礼致しました。

コンピューター将棋とプロ棋士の将棋に正当な評価を、
の方と極めて近い感覚です。
伊藤さんの真意が如何様かは、残念ながら今のところ
私には判断がつきません。

コメントありがとうございます。
ご指摘、もっともだと思います。参考とさせていただきます。
ただ、昔からのこのブログの読者の方ならおわかりいただけるかと思いますが、私の文章は元々こういう感じで、まあ率直に言ってかなり「ふざけた」文章です。生来こういう性格なもので。また、ご指摘のように、あまり重苦しい文章は書きたくないなというのもありますし、「ご報告」というよりはそれこそ「居酒屋の裏話」的な感じで書いているかもしれません。その辺は、人の文体というのはそう簡単に変えられるものではないので、中には読みづらいと感じられる方もいらっしゃるかとは思いますが、個人ブログにすぎないのでご理解いただきたいと思います。

ただ一点書いておくと、文章の中で「事実」と「私の推測・考え」ははっきり分けて書いています。私の考えをさも事実かのように見せかけるような書き方はしていませんし、そうならないよう明確に意識して書いています。ですので、その気になって読めば、「事実」だけを読み取ることは可能です。報告として、事実だけを知りたいという方は、そのようにして事実だけを抜き出したうえで、自分なりに解釈していただければ、と考えております。

以前も一度コメントさせていただいた者です。(その節は返答ありがとうございました。)

お聞きしたいのですが、結局のところ、伊藤さんの心の底にあるものは、将棋ファンとして将棋界を変革したい(正しい姿にしたい)という思いなのか、それとも例の将棋世界の記事や電王戦の経緯で生じた恨みを晴らしたいという思いなのか、いずれでしょうか?
裁判で名誉毀損の問題は戦うとして、現在のブログの内容はその裁判の対象から離れていっています。例の記事に対する名誉回復以上に伊藤さんは何かを求めておられると思うのですが、それが大義からくるものなのか私怨からくるものなのか、そこを知りたいと思っています。

我々にとってはそれを知る材料は伊藤さんが書いた文章しかなく、このブログに綴られる文章から何とかその思いを汲み取ろうとしています。しかし、最近文章を読むに、後者なのではないかと思えてきつつあるのです。もしかしたらそうではないとおっしゃるかもしれませんが、実際にそう感じてしまう人間がここにいるわけで、もし大義で動いているのであればそのような誤解を防ぐためにも、もう少し言葉を選んだ方がいいのではと思います。
「人の文体はそう簡単に変えられるものではない」とありますが、伊藤さんであれば、その気があればもう少し変えられると思うのですが。あえてふざけた感じにしたいというお気持ちも多少は理解できないわけではないですが、それがどのような印象を生むのか、もう一度考えていただけることを望んでおります。
今のままだと、きれいごとを並べつつも、結局は公開の場で相手を馬鹿にして恨みを晴らしたいだけ、といった感じに受け取られても仕方ないように思います。そういった誤解を生むことは、伊藤さんの今後(裁判を含む)にとって決してプラスにならないように思うのです。

伊藤さんが真に望んでおられるのが、あくまで将棋界の変革であり、破壊でないことを願っています。前者であれば応援します。

断言したかしていないか、等の違いは世の中の数割以上の人が正確に区別できないので、ご注意くださいw
このRさんという人がそうであるように、読者も結構な割合でそうでしょう。
伊藤さんはそういう人種から批判されることが多いように思います。

>将棋ファンとして将棋界を変革したい(正しい姿にしたい)と
>いう思いなのか、それとも例の将棋世界の記事や電王戦
>の経緯で生じた恨みを晴らしたいという思いなのか、
>いずれでしょうか?

どちらでもないです。まず、この連載と裁判の件はそもそも別です。連載の趣旨は、第1回に書いたとおり、舞台裏を明らかにするのはそれ自体意義があると考えています。実際、多くの方に興味を持っていただいていますし。将棋ファンとして連盟がまっとうになってほしいという思いはたしかにありますが、それはメインではありません(そのためだけに書いているわけではない)。

また裁判は裁判で、問題の記事でこちらは損害を受けているので、正当な謝罪と賠償を請求します、という、単にそれだけといえばそれだけの、当たり前の話です。たまたま時期がかぶりましたが、この2つは本来リンクしてないです。問題の記事がなくても、連載はもともと書こうと思っていました。

「コンピュータ対プロのイベントに於いての開発者の記録、という意義からは遠ざかってしまうとは思われませんか?」
「伊藤さんの真意が如何様かは、残念ながら今のところ私には判断がつきません。」
「裁判で名誉毀損の問題は戦うとして、現在のブログの内容はその裁判の対象から離れていっています。」
「そういった誤解を生むことは、伊藤さんの今後(裁判を含む)にとって決してプラスにならないように思うのです。」
「伊藤さんが真に望んでおられるのが、あくまで将棋界の変革であり、破壊でないことを願っています。前者であれば応援します。」

将棋連盟関係者が次々に投稿して、探りを入れてきていますね。
わかり切ったことを聞くふりをして、連盟に対する攻撃をやめるように遠回しに懇願しています。
次回のメールの暴露が相当いやなのでしょう。
おもしろいですね。

連盟のとらえている電王戦の姿は事あるごとにメディアやネット、出版物で報じられておりますね。

他方、電王戦にかかわった開発者の皆様をはじめとしてその他のCOM君側の方々の電王戦のとらえ方は今まではほとんど公開されていませんでした。

物事は、こちら側とあちら側から見ないとやっぱり本当のことはみえません。

ですので「大変貴重な報告」と思って読ませていただいております。


うーん☆? 私には伊藤さんの真意は分からないが 読者としての解釈としては

  棋士は カッコよくいてくれ☆
  でも コンピューター側に 不利を強いるルールを付けるのはやめれ☆
  見ている方からしたら カッコよさが無くて イベント長続きしないから☆

という主張のブログだろう、と思っているぜ☆

有り得る反論としては

  いや、今のルールはよくできていて、面白い

だろう☆

私の意見としては
  
  大山康晴 元名人が コンピューター将棋について言ったとされる、
  「人間が負けるに決まってるじゃないか」
  が一番 かっこいいのだが☆


なんだか 棋士は コンピューターに負けるとダメな空気を 作ってしまって
いるのが 本当にダメなんだと思うぜ☆
これが大悪手なんじゃないか☆?  

そういう意味では伊藤さんの 負けても大丈夫ですから☆ は好手だと思うぜ☆
どういう文脈で出た言葉かは知らないけど☆

「連載の趣旨は、第1回に書いたとおり、舞台裏を明らかにするのはそれ自体意義があると考えています。・・・また裁判は裁判で、問題の記事でこちらは損害を受けているので、正当な謝罪と賠償を請求しますたまたま時期がかぶりましたが、この2つは本来リンクしてないです。問題の記事がなくても、連載はもともと書こうと思っていました。」

↑この機会に、2件を区別され改めて宣言されたのはとてもよかったと思います。

雑誌で中傷されたから、腹いせに内幕を晒した、大人気ない報復ブログだと、誤解する/2chでは意図的にそう風説する、人もいます。

・囲碁への教訓として、将棋で機械が人間を超える際に、将棋連盟が、伝統文化(笑)のプライドと、負けたくないライバル心の板ばさみになり醜態ドラマは貴重だし興味があります。

 米長日記の中の「公表すべき部分と公表すべきではない部分」の意味も明らかになりました。
 なんという卑劣さ!これも板ばさみの人間の弱さ貴重な資料ではあります。

・中傷記事を掲載し謝罪どころか門前払いする団体は、社会的制裁・懲罰されて当然です。

2件の目的と違いを明らかにする。
ブログ連載は以前から示唆されてましたが、世の中には、わからない/わざと曲解して誹謗する、人/某掲示板もあるのです。

あと↓

「将棋ファンとして連盟がまっとうになってほしいという思いはたしかにありますが」

↑は、ブログでは、少し弱めトーン(笑)がいいと思います(余計なお世話)。
以前に意見しましたが、将棋連盟は大相撲型、棋士が組織運営、つまり連盟=棋士で分離することはできません。
仮に伊藤さんが、未だに懲りずに「将棋世界」を購読しているファンであっても(白目)、
「連盟の改善のきっかけ。」「棋士は応援しています。」を謳うと、連盟=棋士なので、
「それじゃあ棋士を、貶すな・邪魔するな・敬え・黙れ。」という意見に従わざるを得ない。
連盟を貶すことは棋士そのものを貶すことになるのです。そこは覚悟する、ブレてはいけない。

ここは、隠れキリシタンならぬ、隠れファンになって(笑)、淡々と、

・囲碁への教訓としてブログ
・中傷への制裁として提訴

進められたらよいです。わかる人にはわかります。熱心な将棋ファンであることもよくわかります。
伊藤さんが信じていることが間違っているとは思いません。

いちやじ馬としてまったくもって恐縮です
1)”真意について”
 悪のりや、煽動欲や、自己顕示欲や、やっかみみたいなものや、それに類するものの
 ウェイト が結構大きければ、ちょっとつまんないなー(他に何かお有りと勝手に思ってしまいますが)
2)”舞台裏を明らかにするのはそれ自体意義がある”
 単に知りたいです。。確かに。。
3)”comが名人超えた”
 論拠が24レーティング(と追ってgps/三浦戦)であれば、なんとなくすっきりしないなー
 (他に無いから仕方ないですけど)
4)”その他”
 本ブログとまったく関係ないですが、レイカーツワイル氏提唱の2045年問題のリアリティーについての、
 伊藤さんの私見を伺ってみたいなー

この件に対してコメント二件目をさせて頂きます。

私は伊藤さんの文章内容等々に関して一切不快には
感じません。個人ブログなのでおちゃらけた感じでいいと
思います。支持派もいるということです。

さて、伊藤さんからまだ問題の解答は頂いていませんが、
「プレマッチ開催」のことで間違いなさそうですね。
すでにご指摘された方はなんと鋭い方でしょう。

プレマッチ開催のことは、米長邦雄著「われ敗れたり」でも
将棋連盟発行「第二回電王戦のすべて」にも一切書かれて
いません。

先に指摘された方は「保険をかけたためでは」と書かれて
ましたが、別の方がもう少し詳しく解説されていますので
それを記します。(伊藤さんが言うとゲスくなるので)

プレマッチで勝てれば、仮に公開対局で負けてもメンツが立ちます。
「先月は勝てましたが、今回は残念ながら・・・」というように。
逆に、プレマッチで負けても、公開対局で勝てばメンツが立つ。本番で勝ったと。

つまり、2回対局するうちのどちらかで勝てればメンツが立つという計算です。 一発勝負よりも有利な状態を作るためにプレマッチを企画したように思えます。

この方はさらに「このプレマッチを立案したのが米長会長サイドであれば
さすがの策士ぶり」と評価しています。

しかし、そのプレマッチの内容が米長氏のあまりにひどい内容であったため「素人将棋のようなちぐはぐ感があった」や「この作戦で通用すると思っているのは完全にソフトをなめているとしか思えない」と酷評しています。プレマッチは早指戦であったため、どう考えても苦戦必至なんですよね。

プレマッチを申し込んだのが会長サイドだったと仮定すると、この時点では「早指ではコンピュータは恐ろしく強い」ことは分かっていたはずなのになぜ、このような負けて当然のような戦いを申し込んだのか・・これについては不明です。

この辺の真実は伊藤さんだけが知っているのではないでしょうか。

伊藤さんの「舞台裏を明らかにする」というのは本当に意義のあることと
思いますので、応援しています。
将棋連盟刊「第二回電王戦のすべて」は各棋士の自戦記以外、全く
内容の無い本であったと思うので、伊藤さんが「真・第二回電王戦の
すべて」を明らかにして頂きたいと思います。

このブログをいつも楽しみにしています。

舞台裏ではいろいろあったんですねぇ~。

疑問に思うのは、将棋のプロ棋士の方たちは、チェスの世界がどうなっているのか、コンピューターチェスと人間のプレーヤーとの関係がどのように変化してきたのか、全く知らないのでしょうか?

チェスの場合を参考に、プロの競技集団としてどう対応すればいいのか、考えればよかったのに・・・、と思います。

連盟の対応を見ていると、自分で自分の首を絞めているようにしか思えません。
残念です・・・・。

丁寧な返信コメントありがとうございます。偉そうにお願いを書いてしまい申し訳ありません。
私は、伊藤さんがほぼ無償で尽力された電王戦を、無邪気に楽しませてもらったにもかかわらず、
あのような記事が出た時、怒りは感じても、実際に何か意見を表明する等の行動を起こしていませんでした。
ですので、あれこれお願いを言えるような立場ではないのではないか、と後ろめたさも感じています。
今後どういう展開になるのか分かりませんが、伊藤さんを応援する為に、私に出来る事があれば、何かしたいと考えております。
過去のブログの内容も、改めていくつか読ませて頂きました。苦労しながらも楽しく開発をされてたのだな
という事が伝わってきます。ブログの文章も、伊藤さんらしくネタを織り交ぜて、のびのびとしてますし。
このような内容の時なら、やはり違和感なく読めます。前のコメントでも書きましたが、
伊藤さんの文章は元々こういう文章が自然だった事は、理解出来ているつもりです。
しかし、この自由に書いていたブログで数年後、ダークサイドなるものを書き始める事になるとは・・・
夢にも思いませんよね。その感慨は、伊藤さんが一番深く感じていらっしゃるのかもしれませんが。
結局、電王戦で色んな事が大きく変わってしまったのだ、としか私には表現しようがないですが
開発者や関係者の方々に満足行く結果が訪れれば良いな、と祈っております。
度々の長文申し訳ありません。

いつも興味深く読ませていただいております。ブログの内容とは関係ないのですができればデザインを黒背景に白文字ではなく、白背景に黒文字にしてもらえませんでしょうか?そちらのほうが読みやすいので・・・。検討おねがいします。

>>仮に米長が伊藤に負けろと脅したという証拠が出てきたとしても
>>そんなことは将棋ファンは何も気にしない
>>連盟が揺らいだりしないよ

掲示板にあった書き込みです。
私たちは裏事情を知らないので、ブログ更新を楽しみにしているだけです。
しかし連盟は次に何が出てくるか、ある程度わかっています。
連盟の回し者が暴れているのは、そういうことなのでしょう。
更新を待ちます。

伊藤さんは当然理解されていると思いますが、将棋は完全情報ゲームで、人とのコミュニケーションは不完全情報ゲームです。
それは、情報リテラシーの問題ではなく、人の心が読めないという独我論的な根源的要因があります。
だから、伊藤さんが事実と推測をしっかり分けて述べられているのが素晴らしいと思いますが、ただでさえ不完全な情報しか得られないのに、情報を小出しして、その中に推測を交えるのは、中立的な印象を受けないのです。

仮に伊藤さんが連盟について知っている情報量を100として、ここまで50の情報を公開したとします。
伊藤さんの推測は、100の情報を知っている者としての推測なのに、それを50の情報しか公開されていない段階で聞かされることになります。
その推測が連盟に批判的なものだとして、それが100の情報を知っている者にとって納得できるものであったとしても、読み手側にとっては、論理の飛躍したものに見えることもあります。
ところが、もともと連盟に対して批判的な印象を持っていて、かつ論理的に厳密な思考を重視しない者が読むと、まだ公開されていない情報を自分の経験や印象で補完して、その推測をあたかも確定した事実のように受け取ってしまいます。
それは、読み手側の問題ではありますが、書き手側としても、提供した情報量に応じた、もっと慎重な推測をしてほしいという印象を受けます。

それは、一切推測を入れるなと言っているのではありません。
情報公開の途中でも可能な推測と、全部公開されないと判断のしようがない推測があるということです。
もちろん、どんな推測をしようと書き手の自由かもしれませんが、舞台裏を明らかにするのがメインの意義であるはずなのに、そうは見えず、誤解を生みやすいということです。
伊藤さんほどの賢さがあれば、そこをもっと意識して、誤解を防止することも可能ではないかと期待しています。
ただし、常に曲解しかしないような人もネットにはたくさんいますから、その人は対象外ですw

伊藤さんの文体が気に入らないという人が多いですね。

こう書け、ああ書け、推測を交えるな、誤解されないように書け。
情報を小出しにするな。論理の飛躍をするな、もっと慎重な推測を書け。
批判するなら正しく批判しろ、安易なレッテル張りをするな。
正しい見方をする棋士は、正当に評価しろ。

人に対して、注文ばかり。

ぐじぐじとつまらない説教を垂れたがる人というのは、どこにでもいます。

100を聞いて10しかわからないバカもいれば、
わずかな情報から全体を理解する賢者もいます。

>伊藤さんの文体が気に入らないという人が多いですね。

なんか回りくどい言い方をしてるけど、その発言以下の文章は、すべて私の発言ですね。
私は、伊藤さんの文体に関しては、全く触れていないんだけど?

>100を聞いて10しかわからないバカもいれば、
>わずかな情報から全体を理解する賢者もいます。

100を聞いて、10理解すれば充分賢いでしょう。
コミュニケーションは、そんな簡単なものではないのだから。
問題は100を聞いて、全く別の100を理解してしまう者がいるということ。
例えば、あなたがまさにそう。

だから、そういう人間がいるから気をつけた方がいいと、注意喚起をしているだけです。
伝達の論理的構造と文章表現は、全くの別問題です。
伊藤さんの文章表現に関しては、誤解されないように注意していると評価しています。
残念ながら、あなたの思考能力では、全く理解できないようだけどね。

ネットには、多いんだよね。
わずかな情報から、全体を理解したつもりになって、曲解しまくる自称賢者がw

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