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Windows10が勝手に起動するのを*100%絶対に*止める方法

私は今年4月にWindows7から10にアップグレードしたのですが、その後さまざまなトラブルに悩まされています。マウスが動かない、スリープから復帰しようとするとハングする、スリープから勝手に復帰する、…。マイクロソフトにはもう心底頭に来ています。正直10へのアップグレードなどしなければよかったと思いつつ、7に戻すのも面倒なのでそのまま使い続けているのですが、毎日使うものなので、少しでも不具合を減らして使いやすくしようといろいろ工夫してきました。

そんなトラブルのうちの「スリープから勝手に復帰する」について、これまでもググったりしていろんな解決策を試していたのですが、一見うまく行ったように見えてもしばらくすると再発したりして、本当に困っていました。しかし、昨日ついに

 100% 絶 対 に

勝手な復帰を止める方法を発見しました。同じことに悩んでいる方も多いと思うので、その方法を紹介しておきます。

以下、いろいろ前置きから説明していきますが、手っ取り早く対策の中身だけ知りたい方は【対策】のところまで下スクロールしてください。

【問題の定義と対策の必要性】

「スリープから勝手に復帰する」を念のため正確に定義しておくと、「PCに触らないのに、スリープしていたPCが突然起動する」現象を指します。これ、本当に困ります。私のPCはけっこうファンがうるさいので、寝かけてウトウトした時に突然「ヴォオオアアン!!!」と起動しだして目が冴えてしまったことも何度かあります。いちばん頭に来たのは、あと10分で外出という時に起動したことがありました。外出中にまた起動しては困るのでシャットダウンしようとしたところ、電源メニューが(単なる「シャットダウン」でなく)「更新してシャットダウン」になっており、外出に間に合わなくなりそうです。この時は泣く泣く、「電源ボタン長押し」で強制シャットダウンしました。(たいていのPCは、電源ボタンを5秒程度以上押し続けていると、Windows動作中でも強制的に電源を落とすことができます。これを俗に「電源ボタン長押し」と言います。ただこのやり方だと、ファイルが壊れる危険もあるし、また電子回路に負担がかかってPCの寿命が短くなります。できればやりたくないのです。)

外出中にPCが起動すると困るのか?これ、気にしない人もいるかもしれませんが、実はけっこう危険です。スペックの高いPCだと消費電力もけっこう大きい。電源まわり(ケーブル、コンセント等)のどこかが接触悪くなってたりすると、発熱して火事になる危険性は無視できません。また、ネットに接続している時間が不必要に長いと、それだけ悪意あるハッカーに乗っ取られる可能性も増えます。留守中にPCが起動するのは避けるべきなのです。

【これまでの対策とその失敗】

もちろん私も、勝手な起動に対する解決策がないか、これまでもググって調べたことがありました。同じことで悩んでいる人は多いようで、グーグルで検索窓に「Windows10 か」まで入れると「Windows10 勝手に起動」とサジェストされるくらいです。そうして見つけた対策をこれまでもいろいろ試してみたのですが、効果あるものもあるにはあったのですが、いずれも「100%」ではありませんでした。一時解決したように見えても、しばらくするとまた再発してしまったりする。なぜこうなるのか、これまたかなり悩んだのですが、ある時、以前にシステム設定で確かに対処で変更した項目が、なぜかいつの間にか元に戻っていたということがありました。変更後いじってないし、そもそも自分で変更を元に戻すわけもないので、これはおそらく、Windows Updateで元に戻されたものと思われます。そりゃいくら対策しても再発するわけです。こういうことをWindows Updateで勝手にやるマイクロソフトを私はマジで憎んでいます。もう死んでほしいです。

【「物理で殴る」】

システム設定等の「ソフト的」な対策では、たとえばWindows Updateで戻されたりするとなす術がないわけですが、*100%*勝手な起動を止める方法はあります。それは「電源コンセントを抜く」ことです。デスクトップPCなら、マイクロソフトがソフトでどんな悪さをしようが、電源がなければPCは物理的に起動することができません。私はこれを「物理で殴る」と呼んでいます。

まあ電源を落とさなくても、スリープでなく「シャットダウン」(Windowsボタン~電源~シャットダウン)すれば、実は同じ効果が得られます。Windowsが勝手に起動するのは、スリープするときにある種の細工をPCにしているわけです。シャットダウンというのはWindows自体が完全に終了しているので、当然そのような細工も残っていません。ですので勝手な起動もしません。

ただ、シャットダウンすると、次に起動したときはまっさらな状態から起動することになります。通常みなさん、PCはいくつかのソフトを起動していると思います。ブラウザ、メーラ、エクスプローラ、あとあのソフト、このソフト、…。4つか5つはたいてい開きっぱなしにしているのではないでしょうか。スリープからの再開ならば、再開した時にはこれらのソフトを開いていた以前の状態がそのまま再現します。しかしシャットダウンしたのでは、起動するたびにこれらのソフトを起動し直さないとならないわけです。でいくつかのサイトではパスワードを入れ直したりする必要が出てくる。これはやはりかなり面倒でしょう。

ですので、やりたいこととしては

1)電源コンセントを抜く
2)再開したとき以前の状態が再現するようにする

の2つを同時に満たしたい、ということになります。

【対策】

これを実現する方法は、一言でいうと

  スリープでなく休止にしてからコンセントを抜く

です。

ある程度詳しい人なら、これだけ見れば「あー、なるほどね」とわかることでしょう。そういう方はこの先読む必要はありません。とはいえこれだけではわからない人が大半でしょうから、解説を続けていきます。

まず「休止」って何?ですね。皆さん「スリープ」はご存じと思いますが、これは定義するならば「完全シャットダウンせずにPCを一時的に中断すること」でしょう。例えて言うなら、「眠ること」と言ってもよい(というか英語そのまま)。しかし実は、Windowsが眠るやり方には細かく言うと2通りあります。それが「スリープ」と「休止」です。いわばスリープが「浅い眠り」、休止が「深い眠り」です。(技術的に言うと、スリープではRAMにデータを残しているが、休止はすべてHDDに書き出す…とかいう話なのですが、その辺の詳細は省略します。興味ある方はググればわかると思います)

浅い眠り(スリープ)の方が、眠りに入る時間も眠りから覚める時間も短いです。ただし、寝ている間わずかですが電力を消費します。そのため、コンセントはつながっている必要があります。深い眠り(休止)だと、眠りに入る/眠りから覚める時間はやや長いかわりに、消費電力はゼロです。つまり、コンセントはいらない。なので、コンセントを抜くためには、スリープでなく休止にする必要があるわけです。なおスリープ状態でコンセントを抜くと、シャットダウンしたのと同じ状態になり、次に電源を入れたときは以前の状態は残っておらずまっさらになります。

普通みなさんがWindows10でスリープするときは、Windowsボタン->電源アイコン->[スリープ,シャットダウン,再起動]の3つからスリープを選択、だと思います。「休止」というのはどこにも見当たらない。

しかし、システムの設定を少しいじると、ここの選択肢に「休止」も出て4つになります。そのやり方については パソコンのスリープ(スタンバイ)とハイブリッドスリープ、休止状態の違い を参照ください。簡単にメモしとくと、

コントロールパネル>システムとセキュリティ>電源オプション>電源ボタンの動作の変更>
現在利用可能ではない設定を変更します>「休止状態」にチェック

ですか。

こうしたうえで、スリープするときは「スリープ」でなく「休止」にして、PCが止まったらコンセントを抜けばよい。再開するときは、コンセントを入れてからPCの電源を入れればよい、というわけです。

【ちょっと便利にする】

対策は基本は以上で、これでもまあまあ使えるのですが、私はもう少し便利にする工夫をしていまして、ついでにそちらも紹介しておきます。

・コンセントを抜くのでなく、スイッチ付きのACタップを使う

コンセントを抜くというのも、大したことないといえばそうなのですが、毎日やるのもちょっと面倒だったりします。私は、実際にコンセントを抜くのではなく、スイッチ付きのACタップにして、スイッチのオンオフでできるようにしています。こんなやつ。1000円前後で買えるようです。私はこれで、机の上でPCの電源コンセントをオンオフできるようにしています。

・アイコンダブルクリックで休止できるようにする
いやほんとに大した手間じゃないんですが、Windowsボタン->電源アイコン->休止、とやるのもなまけものな私にはつらかったりします。幸い、デスクトップのアイコンをダブルクリックすると休止するようにしてくれるツールがありまして、私はこれを使用しています。

【若干のデメリット】

この対策により、わずかですがデメリットがあります。私はそれほど気にしてませんが、気になる人もいるでしょうからあらかじめお知らせしておきます。

・眠りに入る/眠りから覚める時間

前述の通り、眠りに入る/眠りから覚める時間はスリープより休止の方が若干長くなります。環境によって多少変わると思いますが、私のPCの例だと

____|眠りに入る|眠りから覚める
スリープ|4秒   |15秒
休止  |17秒  |58秒

でした。眠りから覚める(再開する)時間が約1分は多少長く、気になる人はいるかもしれません。私も多少気にはなるのですが、まあ待ってるだけなので、他のことをしてると1分はあっという間なので特に不満というほどではないです。なお私の環境はちょっと込み入った変なこと(*1)をしているので、通常より眠りから覚めるのは長くかかっているはずです。普通の環境だともう少し短いはずです。

  (*1)Linuxとdual boot環境になっていて、まずgrubが走る。10秒待つとデフォルトのWindowsがブートする。

・再開はキーボードやマウスでなく電源ボタン

これも環境によるのかもしれませんが私の環境では、コンセントを抜かなければ再開時はキーボードで何かのキーを押すかマウスをクリックすれば再開したのですが、コンセントを抜くとキーボードやマウスでは効かず、PC本体の電源ボタンを押す必要があります。これも私はほとんど気にならないですが、PCの配置等によっては不便な人もいるかもしれません。

・ノートPCだと?

ここまで主にデスクトップPCを想定して書いてきました。ノートPCの場合は、コンセントを抜いてもバッテリーがあるので勝手な起動をしてしまう可能性はあります。バッテリーを抜くという手はありますが、毎日やるのはちょっと面倒かもしれないですね。まあノートPCの場合はファンがうるさいということもまずないだろうし、消費電力が少ないため火事の危険も小さいので、勝手な起動の危険は小さいかもしれませんが。

【結論】

以上により、私の環境では

PC使用中断時: デスクトップにある休止アイコンをダブルクリック -> 17秒待つ -> ACタップのスイッチをオフ
PC使用再開時: ACタップのスイッチをオン -> PCの電源ボタンを押す -> 58秒待つ

という運用になっています。これで勝手な起動を100%根絶できているので、そこそこ便利ではないかと思っています。

この記事によって、みなさんのPCライフから不愉快が少しでも取り除かれることを心から願っています。

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コメント

結構困っている人がいるんですね。
本当に腹が立ちます。
あれこれやってみたのですが、いまだにうまくいきません。休止というのは知っていましたが、やったことはあまりありません。休止でも勝手に起動するものなんでしょうか?
私はノートなのですが、持ち歩くバッグの中で起動していたりして本当に危険です。
以前中古屋で本体が熱でひん曲がったノートを見たことがありますが、ああなりかねません。
休止試してみます。

ノートですか。記事にも書きましたが、ノートはバッテリーがあるのでここに書いた方法では起動が止められない可能性はあります。
もし起動がWindows Update関連なのでしたら、この↓記事にあるように、Windows Updateのサービスを止めるとよいかもしれません。(ジャンプさんの起動の原因がわからないので確証はないですが。)
http://blog.bagooon.com/?p=1077

私も検索して高速スタートアップやらハイブリッドスリープやら
弄ってみたんですが駄目でした
コンセント抜くしかないですか・・・

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